FM Towns: Free Software Collection 10/FM Towns Free Software Collection 10.iso/ms_dos/data/wtmr/wtmrf105.doc

Text File | 1995-02-14 | 25KB | 548 lines

＊==========================================================================＊
  　◎◎NetWwork 専用  WTERMマクロ

　　　       　　ＷＴＭＲ＊．ＭＡＣ　ｖ１０．５　  使用説明書

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1995.2 　鵞湖
＊==========================================================================＊


  本ソフトは，◎◎NetWork 専用のマクロです。それ以外のネットでは使うことは
  できません。

  WTERMの環境設定については，必ずWTERM自体のドキュメントを参照しながら，当
  ツール付属の「SET_WT.DOC」に書かれている必要な設定を行って下さい。既にWT
  ERMをお使いの場合でも，当ツールにかかわる重要な設定があります。今までWTM
  R（当ツール）を使ったことがある方を除いて，必ず「SET_WT.DOC 」をご覧下さ
  い。本ドキュメントは，それを前提として記述されています。うまく通信できな
  い場合など，設定が間違っていることがあります。しつこいようですが，必ず確
  認をお願いします。

  本ドキュメントでは，既に◎◎NetWork の会員として入会済の皆さんを対象とし
  ています。まだ入会されていない方は，「WTMR_E.DOC」をご覧下さい。WTERM の
  設定についても，「SET_WT.DOC」とはやや異なっています。必要なことは「WTMR_
  E.DOC」に記述してありますので，そちらをご覧になって，まず◎◎NetWorkに入
  会し，ビギナー会員になってから，当ドキュメントをご覧下さい（入会手続きが
  終了すれば，即座にビギナー会員となります）。ビギナー会員として最初にアク
　セスする時には，MAR.PADファイル内の指定にご注意ください（後述します）。


　☆目次☆

　【セット内容】
  【マクロファイルの設置】
　【会議室発言とメール発言】
    （１）ファイルの設置ディレクトリ
    （２）作成するファイルの名称
    （３）作成するファイルの中身の書きかた
  【行動指定ファイル「MAR.PAD」の設置】
    （１）ファイル冒頭一行目の記述
    （２）二行目以降の記述のうち，「/」を使った指定の記述
    （３）行動指定の最後の「/」を用いない特別な指定
　【ビギナー会員として初アクセスの時】
  【発言済ファイル等の移動】
  【「SEL」または「PAS」指定がある場合のメニュー表示】
　【チャットについて】
　【ログの記録】
　【その他，ユーザー設定等に関して】
　【免責，著作権等】
  【謝辞】


　☆本文☆

　【セット内容】

      WTMR_E.MAC         新規入会用ﾏｸﾛ（新規入会時必須）
      WTMR_E.DOC         WTMR_E.MAC用説明書
      ENTER.PAD          WTMR_E.MAC用指定ﾌｧｲﾙ（ｻﾝﾌﾟﾙ／新規入会時必須）
      ENTER.LOG          新規入会参考ﾛｸﾞ記録ﾌｧｲﾙ

　　　WTMR.MAC           本体ﾏｸﾛ（必須）
      WTMR_001.MAC       本体附属ﾏｸﾛ（必須）
      MAR.PAD            WTMR.MAC他用指定ﾌｧｲﾙ（ｻﾝﾌﾟﾙ／必須）

      WTMR_B.MAC         ﾋﾞｷﾞﾅｰ会員用ﾏｸﾛ
      WTMR_R.MAC         ﾚｷﾞｭﾗｰ会員用ﾏｸﾛ

      WTMRF105.DOC       WTMR.MAC他用説明書（当ﾌｧｲﾙ）
　　　WTMRF105.GGG       概要ﾌｧｲﾙ

      SET_WT.DOC         WTERM環境設定ﾌｧｲﾙ

      MAP.TXT            ◎◎NetWorkの会議室構成
      MARUMARU.ID        ◎◎NetWorkの会員ID（95年2月13日現在）
      MARUMARU.DOC       ◎◎NetWorkの簡易説明書（ｼｽｵﾍﾟK@@L氏作）


  【マクロファイルの設置】

　　当ツールには，以下の５つのマクロファイルが存在しています。

　　　WTMR.MAC           本体（入会後全員必須）
      WTMR_001.MAC       本体附属ﾏｸﾛ（入会後全員必須）
      WTMR_E.MAC         新規入会用ﾏｸﾛ（新規入会時のみ必須）
      WTMR_B.MAC         ﾋﾞｷﾞﾅｰ会員用ﾏｸﾛ（ﾋﾞｷﾞﾅｰ会員のみ）
      WTMR_R.MAC         ﾚｷﾞｭﾗｰ会員用ﾏｸﾛ（ﾚｷﾞｭﾗｰ会員のみ）

  これらのファイルのうち，新規入会用マクロは，既に入会した会員の皆さんには
  不要ですので，削除しても構いません（このドキュメントをお読みの会員は，既
  に入会していることを前提としていますので，皆さん必要ないことになりますね）。
  また，レギュラー会員の場合には，ビギナー会員用マクロは必要ありませんし，
  レギュラーより上の会員の場合（プリーザント会員以上）には，レギュラー会員
  用マクロも必要ありません。ご自分の会員レヴェルに合わせて，必要とされるマ
  クロファイルを，全てマクロを置くディレクトリ（WTERM の設定で行っているは
  ずです）に設置してください。それ以外の場所にあっても，マクロと認識されま
  せんので，ご注意下さい。ですから，少なくとも，「WTMR.MAC」と「WTMR_001.M
  AC」の二つのファイルは，必ずマクロを設置するディレクトリに置かれることに
  なります。なお，それぞれのファイルのバージョンは，必ず同じものをお使い下
  さい。バージョン情報は，それぞれのファイル冒頭に記してあります。


　【会議室発言とメール発言】

  当ツールは，徳島にホストを持つ草の根ネットである◎◎NetWork に，自動的に
  アクセスし，指定したファイルをアップしたりダウンしたり，あるいは，ネット
  に固有のコマンドを事前に指定しておけば，その通りに発行して行動することが
  できる，オートパイロットです。そもそも，◎◎NetWork がいかなる草の根ネッ
  トであるかについては，同梱している「MARUMARU.DOC」をご覧下さい。これは，
  シスオペであるK@@Lさんが作成された文章で，これで大まかなところが分かって
  いただけるかと思います。とてもアットホームな，楽しいネットです。TOWNS と
  MOPTERM を使って，マクロで運営されている，割合珍しいネットですので，一度
  はアクセスしてみて下さいね♪  TOWNSユーザーが多いのも特徴です。


  さて，最初に会議室とメールの自動書き込み（送信）についての説明を行います。
  自動運転するといっても，事前にファイルを作成しておかないと，もちろん送信
  はできません。


    （１）ファイルの設置ディレクトリ

  　まずは，会議室発言，あるいは，メール発言用に事前に作成したファイルの置
　き場所（ディレクトリ）です。
　　いずれのファイルも，テキストアップ用のディレクトリに置きます。そうすれ
　ば，マクロが自動的に送信してくれます。これ以外のディレクトリにあっても，
　送信されませんので，ご注意下さい。


    （２）作成するファイルの名称

　　次に，作成するファイルの名称です。これが重要です。
  　メールの場合には，ID番号に，拡張子をつけます。拡張子は必ず「RES」にしま
　す。例えば次のようになります。これ以外の名称では送信されません。

  　　MAR00001.RES　　SYSOPのK@@Lさん宛
　　　MAR02166.RES    鵞湖（私）宛

  　会議室発言ファイルは，会議室番号，次に「_」（アンダースコアー），その次
  にレスポンス先番号，そして拡張子を「RES」とします。これ以外の名称では，送
　信されません。
　　なお，発言がレスポンスではなく，オリジナルな発言の場合には，レスポンス
　番号の代わりに「W」とします。
  　例えば次のようになります。

  　　4_42.RES　　　　4番会議室の42番発言へのレスポンス発言
  　　5_W.RES　　　 　5番会議室へのオリジナル発言

  　また，レス先番号には次のように，数字の前に「0」が付いていても問題ありま
　せんが，会議室番号に「0」をつけますと（エラーにはなりませんが）一々会議室
　を移動するコマンドを発行するために，少々時間がかかる場合があります。

  　　03_056.RES　　　3番会議室の56番発言へのレスポンス（好ましくない）
  　　3_056.RES　 　　3番会議室の56番発言へのレスポンス（好ましい）
  　　16_001.RES　　　16番会議室の1番発言へのレスポンス（好ましい）
  　　16_1.RES　　　　16番会議室の1番発言へのレスポンス（好ましい）


    （３）作成するファイルの中身の書きかた

  　次にメールと会議室発言ファイルの中身の書きかたです。
　　書きかたが決まっているのは，最初の1 行だけで，しかもそこにタイトルを記
　入する，ということだけです。

  　タイトルの前には特別な記号は必要ありません。記述されたまま，タイトルと
　して送信します。タイトルの長さは30バイトまでで，それ以上の場合には自動的
　にカットされて送信されます。レスポンス発言の場合には，改行のみでも構いま
　せん（ホストでレスポンス先のタイトルを引用して登録してくれます）。ただし，
　その改行を忘れると，発言内容の一行目を代わりにタイトルとして送信してしま
　い，発言の一行目はカットされてしまいます。ご注意下さい。

    同じ会議室に連続して書き込みをしたい場合には，オリジナル発言ファイルに
  追加して，次のように書き込みます。
   まず，行頭に「/E」を書き込んで改行します。空白等を入れてはいけません。次
　に，タイトルを書きます。この場合も上と同様に30バイト以内にして下さい。そ
　の次の行から発言内容を記述します。その発言内容の最後には，「/E」をつけて
　も付けなくても構いません。但し，更にもう一つ発言したい場合（三つ以上の時）
  には，各発言の最後に「/E」をつけて，同様に記述していって下さい。これでフ
　ァイルに記述した全ての発言を送信することができます。
    メールを，同一の人に宛てて複数送信する場合も，上と同様です。

　　なお，作成するファイルは，一行の長さが必ず80バイト以内に収まるように，
　適当な位置で改行して下さい。そうしないと，文字化けが発生します。個人的に
　は，当ファイルと同様にして，74バイトの次に改行があると美しいと思っていま
　す（が，これは全く個人的な感想です）。 (^^;


  【行動指定ファイル「MAR.PAD」の設置】

  　本パイロットは，アクセス前に各自作成しておいた行動指定ファイルに従って
  作動するようになっています。この指定ファイルが指定のディレクトリに存在し
  ていないときには，自動的に未読処理をしてから，メニューが表示されて，その
  あとの行動を通信中に選択するようになります。

　　この指定ファイルは，テキストをアップするディレクトリに設置して下さい。
  これは，会議室発言や，メール発言用のファイルの設置場所と同じところです。
  それ以外の場所にあっても，指定ファイルとして認識されません。


  【行動指定ファイル「MAR.PAD」の作成】

　　さて，ここから指定ファイルの作成方法です。ちょっと面倒かもしれませんが
　慣れれば，簡単になります。まずはよくお読み下さい。 m(_._)m

  　行動指定ファイルは「MAR.PAD」という名称で作成します。セットには書きかた
  の例を記した見本を同梱していますので，それを書き換えてお使い下さい。書換
　えることなく，そのままでアクセスしても，おかしな動作はしませんけど。 (^^;


    （１）ファイル冒頭一行目の記述

  　ファイル冒頭から，空白や改行を入れずに，指定していきます。
  　ファイルの冒頭には，あらかじめ一行伝言の内容を作成したものを書き込んで
  おきます。
  　一行伝言は，（ハンドル名）の後ろに記述されますから，その長さとリターン
  分を80バイトから減じた長さ以内にお書き下さい。それ以上でもエラーとはなり
  ませんが，表示が乱れてしまいます。最長で65バイト＋改行です。

  　なお，一行伝言を手動（オンラインで。即ち通信中に）で入力する場合でも，
　指定して下さい。リターンのみでも構いません（そのときには，何も入力せず，
　通信を終了します）。これを忘れると，最初の指定を一行伝言として取り込んで
　しまうので，予定の行動をすることができませんし，最悪の場合にはハングアッ
　プしてしまいますので，必ず記述して下さい。

    指定した一行伝言は，書き込まれると，自動的にMAR.PADファイルから削除さ
  れ，次のアクセスのときに同じ伝言が書き込まれることはありません。削除され
  た部分（MAR.PADの一行目）は，改行のみの行となります。


    （２）二行目以降の記述のうち，「/」を使った指定の記述

　　次の行，２行目から，行動を指定する内容を記述します。
　　まずは，データのアップロードとダウンロードの指定の場合を説明します。

  　　アップするデータがある時は　U/ﾗｲﾌﾞﾗﾘ番号/ｱｯﾌﾟﾃﾞｰﾀ名（拡張子LZH）
  　　ダウンするデータがある時は　D/ﾗｲﾌﾞﾗﾘ番号/ﾀﾞｳﾝﾃﾞｰﾀ番号/ﾀﾞｳﾝﾃﾞｰﾀ名

  　これらの記述様式に間違いがあると，当パイロットはエラーメッセージを表示
　して次の指定に行くようにしていますが，場合によっては止まってしまうことが
　あります。ご注意下さい。
  　次は指定の例です。ここでは２つの行動しか指定していませんが，いくつでも
　構いません。その指定の次の行に，後述するその後の行動を指定に従って記述し
　て下さい。

   　↓ここがファイルの左端
      U/2/UP.LZH               UP.LZHを,DL2にｱｯﾌﾟﾛｰﾄﾞする指定
      D/2/61/DOWN.LZH          DL2の61番のﾃﾞｰﾀ,DOWN.LZHをﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞする指定

  　区切りの「/」は，必ず半角でお願いします。また，記述は全て大文字で行っ
  て下さい。
  　記述する順序はどうでも構いません。記述された順序に，指定された行動を行
  います。

  　アップするデータファイルの拡張子は「LZH 」に固定されています。また補足
  ファイルの拡張子は「GGG」で固定です。これ以外の拡張子の場合には，送信でき
　ないようになっています。ともにバイナリファイルをアップするためのディレク
　トリに置いてください。発言やメールのファイルと置く場所が異なりますので，
　ご注意下さい。また「GGG」ファイルがないと，送信されません。

  　さらに，この補足ファイルの一行目には，必ずそのアップするファイルの題名
　（例えば，WTMRF105.LZH WTERM用ﾏｸﾛ とか）を，26バイト以内で記述しておきま
　す。これがないと，補足ファイルの最初の行を題名として送信することになりま
　す。必ず，題名を記述しておいて下さい。

  　ダウンしたデータは，ダウンデータを保管するディレクトリに保存されます。
  名称は重ならなければどんなものでも構いません。あとでリネーム等をしてくだ
  さい。もちろんデータライブラリに登録されている名称にしおけば，リネームの
　手間が省けます。


　　では，その他の指定の仕方を説明します。

     ﾃﾞｰﾀﾗｲﾌﾞﾗﾘのﾘｽﾄ取得(各1頁)の時   L/ﾗｲﾌﾞﾗﾘ番号
     ﾃﾞｰﾀﾗｲﾌﾞﾗﾘ新着情報の表示         DLN/
     ﾊﾝﾄﾞﾙ名の一時的変更の時          C/新ﾊﾝﾄﾞﾙ名(12ﾊﾞｲﾄ以内)
     ﾎﾞｰﾄﾞﾁｬｯﾄ未読処理の時            R/ﾎﾞｰﾄﾞﾁｬｯﾄ部屋番号(2～11)
     ﾎﾞｰﾄﾞﾁｬｯﾄに書き込む時            W/ﾎﾞｰﾄﾞﾁｬｯﾄ部屋番号(2～11)/書き込み文
     自分の発言を削除したい時         K/会議室番号/発言番号
     ﾌﾟﾛﾌｨｰﾙを表示したい時            P/ﾊﾝﾄﾞﾙ名(or ID)
     その他のｺﾏﾝﾄﾞを使用したい時は    ｺﾏﾝﾄﾞ指定(例):ｺﾏﾝﾄﾞの後に｢/｣をつける

　　これらの指定の例は下記の通りです。上に説明した，アップロードやダウンロ
　ードの指定と混在していても構いません。記述された順序に上から実行していき
　ます。

　　 L/2                  ﾗｲﾌﾞﾗﾘ2番のﾘｽﾄを1頁取得します｡
　　 DLN/                 ﾃﾞｰﾀﾗｲﾌﾞﾗﾘ新着情報の表示を行います｡
　　 C/ﾚｰﾆﾝ               新ﾊﾝﾄﾞﾙ名を｢ﾚｰﾆﾝ｣とします(ﾚｷﾞｭﾗｰ会員以上)｡
　　 R/4                  ﾎﾞｰﾄﾞﾁｬｯﾄ4番を読みます(同上)｡
　　 W/2/こんにちは！     ﾎﾞｰﾄﾞﾁｬｯﾄ2番に｢こんにちは！｣と書き込みます(同上)｡
　　 K/12/12              12番会議室の12番発言(自分の発言のみ)を削除します｡
　　 P/鵞湖               鵞湖のﾌﾟﾛﾌｨｰﾙを表示します｡

　　このうち，ハンドル名変更コマンドは，次のアクセスの時には元に戻っています。
　元々のハンドル名を変更したい場合は，手動でアクセスして，USERコマンドで変更
　することができます。

　　コマンドは，その後ろに半角の「/」をつけることで，記述された順序に従って
　実行されます。けれども残念ながら，ホストのもっている全てのコマンドに対応
　しているわけではありません。実行後，メイン・プロンプト（「＞」というヤツ）
　に戻るコマンドだけです。それ以外のものは，手動で入力が必要になることがあ
　ります。
    例えば，下記のものは実行可能です。

　　 DAY/     　   その日の行事等の表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
     RHAN/    　   一時的に変更したﾊﾝﾄﾞﾙ名を元に戻すｺﾏﾝﾄﾞ｡
     LOG/     　   直前までにｱｸｾｽした20名の会員の表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
     GRNK/    　   GOLD所有ﾗﾝｷﾝｸﾞ表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
     RRNK/    　   書き込み率ﾗﾝｷﾝｸﾞ表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
     ARNK/    　   ｱｸｾｽ回数ﾗﾝｷﾝｸﾞ表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
     WRNK/    　   発言数ﾗﾝｷﾝｸﾞ表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
　　 GOLD/         自分の所有GOLDの表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
     RATE/         自分の書き込み率の表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
     MCHK/    　   ﾒｰﾙ総数と未読ﾒｰﾙ数の表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
     KING/    　   50000GOLD獲得会員表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
     BST/     　   全ﾎﾞｰﾄﾞの未読処理状況表示ｺﾏﾝﾄﾞ｡
     規約/         規約を読みます｡
　　 郵送/         郵送規約を読みます｡

　　これらの指定が終わったら，マクロは，未読メールまたは未読会議室書き込み
　があるかどうかを判断して，その次の行動指定を待ちます。
　　なお，指定ファイルの行頭に「#」がある行は，コメント行として無視されま
　す。何を記述しても構いません。

　　以上「/」を使用して指定した行も，一行伝言と同様に，MAR.PADから自動的に
　削除されます。また，行頭に「#」があるコメント行も，削除されます。従って，
  次にアクセスする時に，MAR.PADファイルの書換えを忘れても，同じ行動をする
  ことはないようになっています。


    （３）行動指定の最後の「/」を用いない特別な指定

　　最後に，「/」を使用しない特別な指定です。
　　ここから先の指定は必ず指定の最後に行って下さい。途中にありますと，そこ
　で指定は終了したものと見なされます。また指定を忘れてもいけません。
  　指定の方法は四種類あります。

　・「SEL」の場合

  　この場合には，未読処理を行った上で，下に紹介するようにメニューを表示し
　て，その中から行動を選んでもらうようになります。メニュー内容については，
　下記をご覧下さい。

　・「OFF」の場合

  　未読処理が終わったら，すぐにログアウト処理を開始します。一行伝言は手動
  で入力して下さい。入力後の登録確認は自動的に行いますので，リターンの入力
  は不要ですが，間違えて入力しても取り消すことはできません。どうしても取り
  消したい場合には，登録確認のリターンが自動的に行われるまでの短い間に，エ
  スケープキーを押して当パイロットを終了させて下さい。

　・「BYE」の場合

  　未読処理が終わったら，すぐログアウト処理を開始するのは上の場合と同じで
  すが，この場合には，そのあと，指定ファイル内に記述しておいた内容を自動的
  に書き込みます。これを指定しておけば，完全なオートとなります。内容を取り
  消したい場合も，上の場合と同様です。

　・「PAS」の場合

　　未読処理を行わずに，メニューセレクターを表示します。未読量があまりに多
　い場合，セレクター内の「自由行動をする」を選んで，未読処理を一つづつ行う
　こともできます。

  　これらのうち，どれかの指定を必ず行って下さい。どれかの指定がない場合に
　は，エラーとなって，マクロは停止してしまいます。ご注意下さい。
　　これらのどれかが指定された場合には，その次の行以下を無視します。ですか
　ら，それ以下の行に何を記述しておいても構いません（が，ファイルに無駄な部
  分がありますと，その分だけ処理に時間がかかります）。

　　これらの，「/」を使用しない特別な指定は，MAR.PADからは削除されません。
　また，これら以降に記述されている部分は，どんな記述もそのまま保存されます。


  　指定は以上で終わりです。
    なお，同梱されているMAR.PADには，指定の例とともに，簡単な説明部分があり
  ます。例の部分は，書き換えてご使用ください。また，説明部分は，ファイルか
  ら削除しますと，処理が若干速くなります。


　【ビギナー会員として初アクセスの時】

  WTMR_E.DOCにも書きましたが，ビギナー会員となって初めて◎◎NetWork にアク
  セスすると，全部で600 ほどの未読発言があるようになっています。上に記述し
  た，「PAS」以外の設定にしていると，最初のアクセスの時に，この600の発言を
  全て未読処理させられてしまいます。そこで，最初のうちは，「PAS 」設定にし
  て，メニューを開いて，そこから未読処理を行うようにして下さい。未読処理の
  ためには，プロンプトから，各会議室番号（半角数字）を入力して，その会議室
  に入ったら，「/N」と入力します。そうすると，その会議室のみの未読を処理し
  ます。その上で，時間が許せば，別の会議室の未読を処理して下さい。

  また（あんまりお勧めできませんが），未読ポインターを動かしてしまう，とい
  う方法もあります。メニューの中に，未読ポインターを動かすメニューがありま
  すから，指示に従って，未読ポインターを移動してしまえば，「PAS 」設定以外
  でも，そんなに時間はかからなります。

  なお，「/N」で未読を処理するのは，レギュラー会員までで，プリーザント会員
  以上になくと，「/ALL（または，/A）」コマンドが使用できるようになります。
  これですと，一々会議室に入らなくても，全ての会議室の未読を，いっぺんに処
  理できるようになります。


  【発言済ファイル等の移動】

  　会議室への発言のファイルは，書き込みが済んだら，テキストアップ用ディレ
　クトリの下の，「\DONE 」ディレクトリに移動します。メール用のファイルも同
　様です。アップロードしたファイル，及びその概要ファイル（補足説明ファイル）
  は，データアップ用ディレクトリの下の，「\DONE 」ディレクトリに移動します。
　同じ名前のファイルがある場合には，その最後に付け加えていきます（また，い
　ずれも，「\DONE」ディレクトリがない場合には，自動的に作成します。

  　但し，この機能を使用する場合には，上の他に，外部のツールとして「NAMV.E
  XE」が必要になります。これを，必ずWTERM 本体と同じディレクトリに置いてお
　きます。そうでない場合には，ファイルはそのまま残されます。ですから必須で
　はありませんが，次のアクセスまでに削除しないと，会議室発言とメール発言の
　二種類のファイルは，自動的に送信されてしまいます。

    * NAMV.EXEについて

  　「NAMV.EXE」は，「N_AUTO」という，WTERM用，NIFTY専用オートマクロの動作
　を早めるために開発された，T.Nakamuraさん作のフリーソフトです。今回の版に
　は同梱しておりません。別途入手をお願いいたします。ちなみに「N_AUTO」は，
　T.KOHASHIさん，新井潔さん作です。とても便利なソフトなので，NIFTYにアクセ
　スされる場合には，これをお使いになることをお勧めします。入手先は，NIFTY
  の，FGALWT等のライブラリーを覗いてみて下さい。 (^^;


  【「SEL」または「PAS」指定がある場合のメニュー表示】

  　指定ファイルに指定された行動を終わると，自動的に未読処理を行い，「SEL」
　あるいは「PAS」が指定されている場合には（つまり，「OFF」や「BYE」を設定し
　ていなければ），メニューが表示されます。
　　そこから選択して，以下のようなことができます。これらがどういう行動をする
  のかについては，同梱のMARUMARU.DOCやMAP.TXTをご覧下さい。

    ・ボードチャット
    ・GAME
    ・データライブラリ
　  ・アクセス会員一覧表示
　  ・今日は何の日？
　  ・50000GOLD獲得者表示
　  ・各種ランキング表示
　  ・一行伝言に決まった文章を入れてログアウトする
    ・一行伝言に指定した内容を確認する
　  ・自由行動
　  ・シスオペとチャットをする
　  ・未読ポインターの移動をする

  　更にその他にも，規約やマップ（どんな会議室とボードが存在しているかの一
　覧表）を表示させたりすることができます。ただし，これらの場合には，途中で
　中止するかどうかの確認が入ることがありますので，中止したいときには「E」，
　続けたいときには，リターンを押して下さい（自動化していません）。メインプ
　ロンプトに戻ると，メニューを再び表示します。

　ただし，このうち，メニューによっては，会員制限があるものがあります。制限
　にかかるメニューは表示しないようになっています。


　【チャットについて】

  ◎◎NetWorkには，チャット機能があります。けれども，◎◎NetWorkの電話回線
  が一本しかないため，チャットは，シスオペと二人で行うことになります（回線
  を増やしたいなぁ）。チャットは，ユーザーが呼びかけて行うことができるほか
  （もちろん，シスオペ不在の時は無理です），シスオペK@@Lさんがユーザーに向
  けて呼びかけることがあります。 (^^; ｵﾄﾞﾛｶﾅｲﾃﾞﾈ

  当ツールは，そのよびかけのメッセージを読み取って，自動的にチャットに入る
  コマンドを送信し，チャットモードに入ります。ウィンドウが開かれますので，
  そこに記述して下さい。リターンすると送信されます。

　なおチャットに入るタイミングは，ホストからのメッセージを受け取ってからや
  や遅れることがありますが，これは仕様ですので，そのまま待って下さい。

  完全に自動運転を行っている場合には，自動運転である旨をK@@Lさんに送信して，
  チャットを抜けるようにできています。安心して自動運転して下さい♪


　【ログの記録】

　　当マクロで行った行動は，全てログファイル（「MAR*****.LOG」）として，ロ
　グファイル格納ディレクトリに記録されます。途中で停止してしまった場合でも，
　特別な停止措置をとらない場合には，回線切断までを記録します。


  　以上でマクロの説明を終わります。
  　指定等が少々面倒ですが，手動で通信を行うよりも便利だと思います。使用され
　た感想等戴けますと，幸いです。 m(_._)m ﾊﾊ～


　【その他，ユーザー設定等に関して】

  　当ネットでは，NAPLPS画像をリアルタイムに表示することができます。但し当
  ツールと一般的なWTERM環境では鑑賞することができませんので，強制的に「NAP
　 OFF」を発行するようにしています。

　　また，「ESC OFF」も強制的に発行しています。これは，ログファイルにエスケ
  ープコードが挿入されるのを防ぐためです。
　　もう一つ，送受信の設定では，Flying-Xmodem にして下さい。それ以外のもの
　ですと，うまく送受信できません。入会すると最初からそういう設定になってい
　るので，USERコマンド等で変更する必要はないと思います。


　【免責，著作権等】

　　本ツールで生じた障害は，使用されたご本人が責任を負ってください。もちろん
　マクロですから，大した障害は引き起こすことができませんが（笑）。
  　なお，不具合の報告等，鵞湖までお願いします。 m(_._)m 　できるだけすみや
　かに対処する決意です。

    なお，マクロ内の記述のコメント部分には，私（鵞湖）のディレクトリ設定等
  を反映させた記述があります。これは皆さんの設定とは異なっているはずです。
  けれども，それは開発のためのもので，動作には全く影響がありません。コメン
  ト部分を書き換えるのは構いませんが，コメント部分以外を書き換えると，動作
  に影響が出てきますので，十分ご注意下さい。

　　本ツールの著作権は，鵞湖にあります。ただし，自由に改作して下さって構いま
　せん。むしろ私としては，もっと優れたアイディアを，ぜひお聞きしたいと思って
　います。 m(_._)m
　　本ツールは，◎◎NetWork でしか使用できませんので，配付等は全く自由ですが，
　そんな奇特な方はいないでしょうね。 (^^;; ｱｾｱｾ



  【謝辞】

  　謝辞を述べるほどの立派なソフトではありません。けれどもどうしてもこの場
  を借りてお礼だけはしておかなくてはなりません。そうでなくては気が済みませ
  ん。

      　WTREM 作者　   H.INOUEさん & TOMTOMさん
        NAMV作者       T.Nakamuraさん

　    　◎◎NetWork
               SYSOP   K@@Lさん
  　          SUBSYS   ORIONさん
  　            ADMI   トチローさん
      19番会議室室長   YAMAMOTOさん
             EXE会員   HISAさん
             EXE会員   たんさん

  　当ネット会員の皆さんのアクティヴな書き込みを簡単に読みたい，というのが
  初発の動機でした。ここにお名前を掲げさせて戴いた会員以外の皆さんにもお礼
  を申し上げます。 m(_._)m

　　1995.2                          　　　鵞湖（ｶﾞｺ）　　　NIFTY：NAA02474
                                                     ◎◎NetWork：MAR02166

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